KIMONOジャケット
今回はKIMONO ジャケットのお話です。
「さかさまジャケット」「壁の花にならないジャケット」などといろいろな名前を持つ定番のジャケットです。
裏面には選りすぐりのビンテージの着物地をパッチワークしてあります。
上下をひっくり返すことによって、2種類の着方を楽しめます。
ロンドンでファッションの学生をしていた頃は友人の個展だとかパフォーマンスだとかちょっとしたパーティーに出掛ける機会がありました。実は私はかなりの人見知りです、ましてや英語で人に話しかけるなどもう口から心臓が出てしまいそう…そんな時このジャケットが大活躍してくれました。
大抵は「ねぇ、あなたの着ているそれなあに?」といった具合に向こうから話掛けてくれて、まさに壁の花にならずに済んでいたのでした。
2007年ロンドンのブティック「Rough Sleepers」のオープンに合わせてデビューしました。
・海外の方とお会いするパーティーに参加することがあるのだけれど、いつも注目の的になります。
・きれいに折り畳めるので、旅行先でおめかし用にスーツケースに入れて行くと活躍します。
・お茶を習っているのだけれどお稽古ごとに着物を着ていくのが大変、これを1枚羽織れば和の雰囲気が出るので役に立っています。
・日本の思い出にぴったり、自分へのお土産です。
デビューから10年、日本のみならずいろんな国の方々よりこのような嬉しい感想を頂いています。
今回の黒いリネンに赤い鶴の模様のお祝い着を中心にパッチワークされたジャケットはCreemaさんBASEさんでお求め頂けます。
秋の気配を感じたら…さっと着て出掛けたいキモノトップス
人気のKIMONO TOP AUDREYが長袖になって帰って来ました。
人気で出せばすぐに売れてしまうこのトップ、秋冬用に袖を長めに設定し直しました。
季節の移り変わりに馴染むように使い勝手のいい8分丈です。

身幅63cmとゆったり着て頂くドロップショルダータイプのトップスになります。
シルクレーヨンの生地にヴィンテージのお祝い着を合わせました。
ネイビーのシルクレーヨンの生地は「てろん」と「サラサラ」の絶妙なコンビネーションです。
後開きはリボンで結ぶようになっています、ネオンカラーのリボンがアクセント。
後ろ中心は刺し子糸で何カ所か留めてあるおしゃれなデザインです。

涼しくなり始めたら従来の着方のブラトップや見せキャミと合わせて、寒くなって来たらタートルネックのトップスなどとの重ね着がオススメです。
コートの下の重ね着でも袖口がもたつかない短めのそで丈になっています。
タイトなボトムスと相性抜群です。

RIKA SHIOYA BOUTIQUEは「世界に誇れる日本をまとう」をコンセプトにヴィンテージの着物を使ったお洋服や小物のブランドです、香港在住の日本人デザイナーが信頼の置ける日本人スタッフと共に1点1点てづくりしています。
今回ご紹介したトップス以外にも銘仙をていねいにパッチワークしたスカートや子供の晴着を使ったフレアスカートなど、カジュアルにもちょっとしたおめかしにもと使い勝手のいいお洋服を取り揃えています。どうぞチェックしてみて下さいね。